大変な夕立に襲われた。幸いにして外出中ではなかったけど、閉め切ったサッシを通して雨音が聞こえてくる。ベランダの排水管がガポガポ鳴って、屋上からの排水を流し落としている。雨粒じゃなくて川の流れが空から落ちてきているんじゃないか、そんな感じのどかどかとした雨。そして雷。大雷雨。半時間もすれば通り過ぎるだろうが、とにかく今は外に出る時ではない。空が緑色になっている。気温が十度近く下がった。
この夏は爆発的な夕立ちが多い気がする。熱帯のスコールというやつは、こんな具合なんだろうか。東京が熱帯化しつつあると言われたりしているみたいだが、語弊があるにしても実感は伴っているかも。一番寒い月の平均気温が18度以上ないと熱帯と呼ぶにはふさわしくないだろ。熱帯夜が増えているから熱帯だとか、マスコミが絶対に云ってはいけない。
ともかく、日本の夏の三か月間は南半球に避難すべきだろうか、なんて思い始めている。行くなら南半球。日本も学校の始まりを9月に設定して、6月からの三か月間は「梅雨休み・夏休み」にすればいい。そしてその期間を利用して海外留学すればいいのだ。国際化のために国が費用を負担すればいい。下手な武器を買うよりもずっと将来効果が高いと思うぞ。えらいオッサン達は、そんなことを思いつきもしないだろうけど。