車を運転するお年寄りが、アクセルとブレーキを踏み間違えて暴走する事故の多いこと。なんでナルセペダルのようなのを標準規格にしないんだろうか、とは思うけど、めんどー臭いんだよね、メーカーは。運転して事故るのはどーせ年寄りだし、デザインや設計したりの自分らはかんけーねーや、て。それよか利益でしょ。つまり本気度がまるで足りていないんだよな、メーカーも行政も、そして生活者な私たちも。
クルマの規格をナルセペダル型に変更するとしたら法制化にともなう膨大な煩わしさが発生する。車の輸出入先の外国とのすり合わせも必要な分野だし。
かといって個人レベルで自分や家族の車をナルセペダルに改造するとしたらおカネがかかるし、ちょっとしたトレーニングが最初に必要になる。行政が改造費の助成金を出すとかあるだろうけど、免許返納が必要な人に限って返納しないように、ナルセ化が必要な人ほど面倒がってやらないとか、ありそう。
現行の設計にちょっと追加するとか、既に乗っているクルマに数百円のパーツを取り付けるだけで、アクセル・ブレーキ踏み間違い対策ができないかな。
最近、ある自己啓発系の動画コンテンツで「音声学習、最強です」みたいなのを見たんだけど、ああ、そうか、何かしているときでも、耳からの情報は入れられるよな、と再認識した。うちは普段からラジオでニュースを聞いているんだけど、これはテレビと違って視覚を奪われないというのが理由。その所為で息子は学校で「おまえンちは昭和か」と言われたそうだけど。温故知新と言ってもらいたいな。
ということで、新しい操作方法を覚える必要もなく、運転操作で視覚が奪われていても、聴覚で足許の状況がわかればいいじゃん、と気がついた。
ちょっとしたパーツを追加することで、ブレーキ、アクセル、それぞれ踏んだときに違う音がすればいいんじゃないか、て。たとえばブレーキを踏んだら「ぶ~」とか言うの、クルマが。
もちろん、アクセルを踏めば「あ゛~」。速度が上がるにつれて甲高い声になる、とか。
ウルサそ……。