tacassi noob!

業務アプリ作って35年、が好き勝手に語る

プログラムを書き始めて45年ほどになる。ウェブページをいじり始めたのが20世紀の終わり頃だったから、そろそろ四半世紀になる。最近の数年間は、PHPとJavaScriptをメインにウェブページというかウェブアプリをいじっている。

一時期、ページの外連味なんてものに熱中したこともあるけど、Flashは嫌いだった。なぜかと言うと、一社の独壇場というプラットフォームが前提になるから。その点、ウェブ標準は気持ちいい。マイクラなら「バニラ」と呼ばれる環境。こういうのは哲学的に正しいと思う。特殊な前提条件をクリアしないと入れないよ、というのは不公平・不公正だし、排他主義的で差別主義的だと思うのだ。

が、世間のプロマネ(プロジェクト、プロダクトの両方)、エンジニア、コーダーのすべてがそんなことを考えているわけではないので、使いにくいウェブが存在するし、そういう使いにくいのに限って外連味があったり雰囲気重視だったりする。でもって、そういうプロジェクトの稟議書にハンコを押す人たちは、ウェブの哲学なんてものに触れたこともない恵まれた人達が多いので、どうしてもミテクレ重視のスクリプトがコテコテなページが出来上がってしまう。

エコとか銘打ってナチュラルさを売りにしているような企業ですら、人間に対してはエコじゃなくて、Ctrl+Uすると「<script>」が何十行も並んでいたりする。無印良品とか、ね。

ページのスクリプトなんて必要最低限にすべきなんだよな。表示すべきデータやコンテンツが人間の挙動によって出たり出なかったりするのは、詐欺行為スレスレなんじゃ、と思う。ユーザの自主的かつ合理的な選択を阻害する可能性が高いじゃん? まあ、買物ができなくて他サイトに流出しちゃうという点で、ユーザの損失は時間とウェブ利用の手間ひまだけなんだけど。もっぱらサイト側が損してるわけで(社会的評価としても)。


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■ユニクロ公式サイトが使えません(ついでにレジも)|ブラインドライターズ

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ブラインドライターズのスタッフは9割が視覚障害者。 先日、みんなで「どうやって服を買うか」の話になりました。 マネキンの服は見えないので、コーディネートが分からない 下着を買いたいけど、店員さんの性別が分からないので声をかけづらい ロービジョンなので黒なのか紺なのかわかりにくく、店で買いづらい などと、たくさんの悩みごとがありました。 確かに、異性の店員さんに下着の相談はしにくいですよね。 タグが読めなければ、サイズも分からない。リアルでの買い物は一人ではけっこう難しそうです。 そんなときに便利なのがECサイトです。 色もデジタル表記になっていればPCが読み上

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https://note.com/blindwriters/n/n0f1c836fb0d1

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