きょうの午前中に予告されている東京電力の電気の点検、前回は4年前の2021年6月に来ていて、日記によると「外回りだけなので、瞬間的に終了」と記録が残っていた。今回も同じなのかな、と思っていたら、ちゃんとピンポン鳴らして女性の点検員の方が来訪。これまで男性ばかりだったけど、へぇ、そうなんだ。女性もいるんだね。電気の点検といえば、村上春樹の『1973年のピンボール』を思い出す。配電盤の交換に「目の下にまで髭がはえている」「グレーの作業服を着た四十ばかりの男が」「三十五回もノックを続け」てやってくるのだ。「日曜日の朝」に。
いまではスマートメーターに漏電センサーを組み込めばいいような気もするけど、そういうわけにもいかないのかな。今朝やってきた女性点検員の方は、配電盤のケースを外して漏電検知器を電力線に当てて調べている。クランプメーターというやつか。こういうのは結果も気になるけど、点検がいつ来るのかというのが一番の関心事。いま、どのへんまで終わってるのかな、もう、隣には来ているのかな、て。トイレに行くのを我慢しないといけないとか、齢をとるといろいろとあるんだよ。何かを待っているというのは緊張感が高まってトイレが近くなる。
そこで考えた。
事前に配布されている予告チラシにQRコードを載せて、アクセスすると現在までの点検状況の進捗とか点検結果がわかるとか。印刷されたQRコード2つを突き合わせることで、簡単な情報伝達が出来てしまう、そんな仕組みはどうだろうか。電子ペーパーを使ったスーパーの値札のようなやつにQRコードを表示させる。無線で書き換え可能なやつで。
・戸別にユニークでランダムな戸別QRコード(IDつきURL)を点検の予告チラシに印刷して配る
・各戸の住人がQRコードに住人自身のスマホでアクセスする
・アクセス先のサイトが、戸別QRコードに対応したユニークな点検QRコードを発行する
・点検QRコードをスマホに連携した電子値札のような電子ペーパーデバイスに表示させる
・電子ペーパーデバイスは玄関ドアの外側にあらかじめ貼っておく
・点検員は玄関ドア外側に貼られた点検QRコードを、点検員スマホで読み取る
・点検員スマホがサーバに点検状況と結果をアップロードする
・各戸では、スマホで戸別QRコードに再度アクセスすることで、現在の点検状況や結果がわかる
電子値札は小型で1000円から6000円くらい(1.6〜5.8インチ)らしい。Bluetooth接続はよくあるらしいから、これは現実的なソリューションとなるかもしれない。玄関外のQRコードサインで何ができるかな。ユーザ登録なしで匿名ユーザと非接触にユニークにやり取りできる仕掛けだ。
安価で小さな電子ペーパーデバイスを流行らせたら、何か面白いことになるかな。ペンダントやキーホルダーにしてぶら下げておくとかして、自分の匿名性を維持しつつ、情報環境的にはオープンにチャンネルを確保できるという具合に。