tacassi noob!

業務アプリ作って35年、が好き勝手に語る
A man who has been creating business applications for over 35 years talks freely here.

〇〇にまとめて注文したものは複数の発送に分割されてあちこちから届くことになっている。

羽田のクロノゲートからいくつか届くし、ひとつは栃木からやってくる。驚くのは、注文の半分以上がひとまとめになって三重県から運ばれてくるということ。配達状況のページにある「Yahooマップで見られます」をクリックしたら、神奈川県の湘南・平塚が表示された。つまり、現在は神奈川県を通過中ということなんだろう。昨夕から丸一日かけて東京まで持ってくるなんて、なんて無駄なことをさせてしまったんだろうか。たしかに歴とした経済活動かもしれないけど、これは正しい経済活動と言えるんだろうか。Amazonよりは〇〇のほうがマシだと思ってきたけど、これだと似たりよったりじゃないか、て。すなわち、社会的邪悪さを感じるという点で。

情報通信が発達しているんだから、その技術を物流を省力化することに使うのはイイとして、その使い方が問題なんだよな。配達する側ばかりじゃなくて、受け取る側に情報処理の賢い使いこなしというものが浸透していない。原因として、配達する側の設計思想に、そういう発想がないだろうことは容易に想像できる。長らく企業で業務アプリ作ってきたから。
僕たち消費者が企業の思想に唯々諾々としたがい、単細胞生物のように与えられたものをそのまま丸呑みするような経済活動=消費活動を続けている限り、この世界が良くなるなんて思えない。

なんで三重県なんて遠くから持ってくるんだろうか。僕の注文した品物が東京で手に入らなかったからだろうか?

・ソフトストーン デオドラント
・シーブリーズ 薬用ローション
・こんぺいとう 85グラム
・トップ業務用洗濯洗剤
・エアダスタースプレー
・ドライノーズスプレー

これらが三重からひとまとめでやってくる。どうして? 東京地方ではシーブリーズはオワコンなんだろうか。業務用洗濯洗剤を首都圏で使う人はいないのだろうか。それとも需要が多すぎて欠品していたので近畿地方から持ってこないといけなかったとか。急がない品物なら、時間を費やしてもいいから移動距離の少ない配達方法を選べないものだろうか。そういうところこそ情報処理技術の出番じゃないかな。

できるだけ多くの注文品がひとつにまとまる時期の予測とか、物理的倉庫ではなく概念的ショッピングカート内に“保管”しておいて、「揃ったので、これから配達します」処理とか。こんなにあわてて三重県から東京に運んでくる必要なんてないと思うんだけど。トラック運転手が足りなくて運輸業界が逼迫してるとか、地球温暖化が進んでパリ協定の1.5度目標は達成できないだろうとか、騒ぐわりには本気度が足りないよな。

こうやって企業の思想に相乗りすることで、僕たちは邪悪さの片棒を担いでしまっているんだな。

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