tacassi noob!

きょうは2月11日。米詩人、シルヴィア・プラスの命日なのは偶然か。『天才たちの日課』を読んでいて、たまたま気になったので調べたところ、きょうが命日だった。

日常生活でこういう数字の符号のようなことが頻繁に起きるので、気味悪くなる。16時10分に歯医者を予約したら治療後の請求金額が1610円だったとか、やたらに「10」に出くわす日だとか、スマホのロック画面の時刻表示が「2112」とか「1234」だとか、「1111」なんてゾロ目は当たり前に目にする。

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おそらく、そういう意味を読み取れそうな数字の組み合わせだからこそ気づいたり記憶したりするから特別な意味に思えてくるんだろうし、日常生活の中で遭遇する数字の回数に占める割合からすると、無意味な数字の出現率と変わらないんだろうけど。映画『ノウイング』(2009)でベン・メンデルソーンが演じた同僚のフィルのセリフを思い出す。(メンデルソーンが悪役で出てる『Ready Player One』(2019)が好き)

/*
I mean, numerology, kabala, Pythagorean cults, there are systems that find meaning in numbers, and they are a dime a dozen.
Why?
Because people see what they want to see in them.
*/

悪いことほどよく憶えているからジンクスなんてものが生まれるんだろうし、成功した人は成功したからこそ成功者として知られるのだろう。それに似ているかも。

でも、やっぱり気味悪いな。この世界が何かの投影だとかで、「外の世界」から何かのメッセージがそうやって数字という一種の共通言語によってよこされて来ているのにも関わらず、我々がそれに気づかないでいるのだとしたら……
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