政治的に正しい(Political correctness)というやつは、目指しているところは理解できるし共感も出来るけど、進んで行く先はひどく危うい世界なんじゃないかと不安にもなる。
リベラル的に理性と理論と理屈でユートピアを目指すとして、そこで道の向こうに見えてくるのはネガティブな感情表現が許されない社会なんじゃないか、て気がする。何より、アブラハム的なにかが横たわっている気がする。
ヘタすると善悪の感覚に惑わされて、現実が見えなくなるのかもしれない。そのとき、それは果たして善悪と呼べるだろうか。